いろいろな脱毛の痛みとその対策

脱毛の方法によっては、我慢できないほどの痛みがあります。ここでは、脱毛方法ごとに痛みをランキングして、その対処方法を考えていきます。

脱毛方法と痛みの強さ

脱毛方法と、その痛みの強さを比べると、こうなります。

カミソリ、除毛クリーム<毛抜き<レーザー脱毛<ワックス、粘着テープ<<<<針脱毛

と、こんな感じです。針脱毛は他の追随を許さないほどの痛みです。
除毛クリームに関しては、異論があるかもしれません。体質の問題で、私はとくにかゆくなったり、ヒリヒリしたりということがなかったので、一番下にしました。カミソリも、カミソリ負けをする人だったら、もっと上位に行くかもしれませんね。

レーザー脱毛の痛みは「輪ゴムでパチンとはじかれる程度」と表現されます。針脱毛を痛みに耐えかねて途中で断念した人も、レーザー脱毛は楽だったという意見が多いです。レーザー脱毛は時間が短くて済むというのも、痛みを我慢できる原因の一つかもしれません。

痛み対策 | その1.冷やす

痛み対策の定番は、冷やすことです。冷やすことで感覚が鈍くなります。痛覚も鈍くなるので、痛みが感じにくくなるのです。

レーザー脱毛を行うところでは、冷却装置をもっています。その割合は、ほぼ100%です。場合によっては、レーザー脱毛装置に冷却装置が組み込まれているものを使っています。

冷却装置を使っている場合は、-30℃くらいの冷却ガスを吹き付ける方法と、冷風を充てる方法があります。もともとレーザー脱毛は、レーザー照射後に肌が熱をもつので、それを冷却することが必要です。そのため、初めから肌を冷やすことが考えられています。

エステで良く行われている冷却方法は、保冷剤を当てる、冷却ジェルを塗るなどです。保冷剤を当てる方法は、頻繁に当ててはとってを繰り返すので、煩わしいのが気になりますし、時間もかかってしまいます。ただ、その効果は確実です。何と言っても、実際に冷えた物を皮膚に触らせるので、確実に皮膚の温度を下げてくれます。また、保冷材の表面はビニールなどでコーティングされているので、アレルギーなどの心配がなく極めて安全です。

冷却ジェルは、冷やしたジェルを塗るというものです。当然、時間が立てば体温で暖まります。また、極まれですが、アレルギーが出てしまう人もいるようです。施術が終わった後に、きれいにふき取らなければなりません。

痛み対策 | その2.麻酔をする

医療機関でしかできないことですが、麻酔をすることで感じる痛みを軽く出来ます。ただし、麻酔は医療行為です。したがって、医師のいないエステではできません。これは病院で脱毛をする最大のメリットかもしれません。

麻酔の方法は何通りかありますが、脱毛の際の麻酔には塗るタイプの麻酔薬が使われることが多いです。私の場合は、歯医者で塗るタイプの麻酔を経験したことがあります。麻酔薬を含んだ脱脂綿を幹部の歯茎の部分に含んで5分もすると、ジーンとしびれて何も感じなくなりました。

塗るタイプの麻酔薬は、皮膚の表層の神経を麻痺させるだけなのでリスクの少ない麻酔薬です。麻酔の効果範囲は狭いですが、脱毛は皮膚の極表層だけの問題です。そのため、塗るタイプの麻酔薬でも十分に痛みを感じさせないようです。

その他にも、麻酔ガスを吸引して麻酔をするところもあります。病院であれば、痛み対策を相談してみましょう。そうすれば、麻酔などの色々な方法を教えてくれます。

痛み対策 | その3.他の刺激で紛らわさせる

人間の感覚は、色々なことを同時には感じられません。ある刺激を受けていると、その他の刺激に対する感度が低くくなります。

この性質を応用して、痛みを軽減する装置を使っているところもあります。例えば、皮膚を吸引しながら光を照射する装置を使っているところがあります。

ただし、この方法を取っているところはまれです。

痛み対策 | まとめ

結局、痛み対策は(1)冷やす、(2)麻酔する、のどちらかに集約されます。もっとも麻酔は医療機関でしか行うことはできないので、エステでは難しいでしょう。ただ、針脱毛でもない限り、強烈な痛みを伴う脱毛は少ないので、麻酔の使用までは気にしなくても良いでしょう。

針脱毛は、レーザー脱毛などその他の脱毛をしたのに、どうしても残ってしまった毛を処理するのに使ったりもするので、痛みを我慢しなければならない場合も出てきます。針脱毛はエステでもできるところがありますが、エステでは麻酔を使うことができません。どうしても痛みには耐えられないという人は、針脱毛をする場合には麻酔が使える病院で脱毛することをおすすめします。

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